資産運用の初心者の方へ >> インフレに強い3つの資産 >> (2) 外貨
 |
(2) 外貨がインフレに強い理由 |
|
- インフレに強い「3つの資産」 1分間のストーリー その2 -
Aさんは外貨預金など、 外貨建て資産を持つことについては、 あまり積極的ではありませんでした。
円高になると損失が発生し、 キケンというイメージが強かったからです。
将来、海外で生活することを考えているわけでもなく、
たまに海外旅行に行くだけなのだから、円高のリスクが気になる 外貨建て資産を持つ必要もないだろうと考えていました。
一方、Bさんは、外国株式や外国債券など、
外貨建て資産も積極的に持つことにしました。
もちろん、円高になる可能性もあるのですが、 国内の株式や債券などにも分散しながら、
ムリのない範囲で保有しています。
そして、10年後、円は予想外に安い通貨
(1ドル200円!)になっていました。
まず、海外からの輸入車やブランド品は
明らかに高いものになりました。
しかし、それだけではありません。
小麦・大豆・砂糖などを使った食料品まで値上がりしています。
何しろ日本の食糧自給率は40%。
食べ物の半分以上を輸入に頼っているのです。
さらに、物価の上昇はいろいろなところまでにまで及んでいて、
円安の影響がずいぶん広範囲であることがはっきりしてきました。
―――このような状態が実現するのが、輸入インフレです。
Bさんは外貨建て資産を保有し続けていたため、
為替差益(かわせ・さえき)を得ることができました。
輸入品の値上がりについても、この為替差益で、
いくらかでもカバーすることができました。
しかし、Aさんにはこのような対応手段がありません。
外貨は、自国の通貨が安くなった時に
資産を目減りさせないための「保険」となるのです。
(特定の国や地域に激しいインフレが起きる現象は、時々起きています。
1923年のドイツ、1946年のハンガリー、1989年のアルゼンチン、1997年の
アジア通貨危機、1998年のロシア、2008年のジンバブエ・・・など。 これらで
保有資産が自国の通貨だけだった人は、資産のほとんどが価値を失いました)
今後、人口が確実に減少していく日本。
ほかの国に比べると、経済成長も
相対的に低い水準で推移する可能性が高いです。
中長期的に円が安くなっていくシナリオも
現実的な可能性の1つとして考えておく必要があるでしょう。
次のページでは、実物資産がインフレに強い理由が明らかになるお話です!
|
|
|
→FPの事務所風景はこちらから
▼資産運用相談サービスを利用された方のご相談のきっかけ【ベスト3】
1. 相続や退職金等により、まとまったお金(1000万円以上)を受け取った
2. 銀行の普通預金にまとまったお金が貯まり、もったいなく感じ始めた
3. 情報が多すぎて、時間を掛けても何が自分に合うのか判断できない
3つのいずれかに当てはまる方は ⇒ 資産運用の相談 (←まずは初回相談の利用をおすすめします)
|
このサイトの使命は「初心者の方の資産形成・資産管理に役立つ情報を、わかりやすく伝える」ことです。
全国に支部がある独立系ファイナンシャルプランナーのグループ、住まいと保険と資産管理の東京本社で作成しています。
|
本格的な投資に回せるお金を、毎月1万円増やす方法
あなたが積立型の投資に回せるお金は《毎月の収入−毎月の支出》です。毎月の保険料が3万円以上の方は、本当に必要な保障の見極めと、優れた保険商品への『分散投資』によって、毎月1万円が節約…
⇒保険見直し相談
|
●おとなの資産設計に役立つ講座は?
39歳までに受けておきたい《お金の不安がなくなる》マネーレッスン、受講受付中
人気の『女性のためのミニセミナー』に「プチ資産運用コース」が加わりました
●FPによるおすすめ
サービスランキング
〜おとなの資産運用設計ガイド
をご覧の方へ〜
|
|