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(2) 地域の分散

- リスク軽減のための5つの方法 その2 -

 地域の分散 〜

「国際分散投資」という言葉を聞いたことはありますか。

国際分散投資(コクサイブンサントウシ)には、投資対象を
世界中の様々な地域に分散させるという狙いがあります。


あなたは、1つの地域だけに集中投資をすることによって
どんなリスクが生じるか考えたことはありますか?

例えば

 投資対象が日本の株式や国債に偏ってしまっている
 預貯金もすべて円建で持っている


といったようなことはありますか?

もし、投資対象となる地域を限定すると、
その地域の景気変動により、その地域の投資対象が
同時にすべて下落してしまう可能性があります。


しかし、投資する地域を分散させれば、

ある特定の地域が悪い状況に陥ったとしても、
すべての投資対象が下落するというリスクは
確実に軽減することが可能です。


〜過去はどうだった?〜

世界の経済的なつながりが深まっている21世紀において、
世界中が同時に不況に陥る可能性もないわけではありませんが
その場合でも、多少の時差がありそうです。

世界の株価指数をチェックしてみましょう。

1985年から約20年の指数を日本・アメリカ・イギリスを例に見てみましょう。

 − 日経225  (日本 日経225)


− FTSE100  (イギリス FTSE100)



− DJIA    (アメリカ ダウ平均)


1985年から1990年の間、日本の指数は急上昇していますが
アメリカの動きを見ると、停滞していることがわかります。

日本がバブルに踊っていた頃、
アメリカは双子の赤字に苦しみもがいていた時期です。

ところが、その後の10年間はどうでしょうか。
日本に資産を集中させていた投資家は、
痛い目をみているはずですね。

もし、1990年の時点で、日本だけでなく
アメリカやヨーロッパにも資産を分散させていたら、
どうなっていたと思いますか?

日本株が10年で半値になっても、欧米の株が10年で3倍になったので、
両方に等しく投資していれば資産を増やすことができたでしょう。


また、地域が分散されると、通貨も分散されます。
例えば、USドルが安くなっても、ユーロが高ければ
すべての資産の目減りは避けられそうですね。

通貨の分散効果は
地域の分散の副次的なメリットといえるでしょう。



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